2019年11月の投稿

会計freeeの部門別損益が惜しい

2019年11月30日

 

会計freeeで部門別計算を行いたい場合、個人事業主は『プレミアムプラン』に入る必要があります。

 

不動産投資をされる個人の方で物件別に損益を管理する必要がありました。

それでプレミアムプランを選択しています。

 

ところが、、、、、

  

まず「レポート」から「試算表」を選ぶとこんな画面がでます。

小さくて見えにくいかもですが。

 

部門別損益を見るには、

 

①部門比較を押し下げます。

 

②次に、見たい部門を選択します。

ここで突っ込みたくなるのが、部門別損益を見たいときは普通全部門の比較をするのに、一つずつ部門を選択することをデフォルトにする点??(>_<)

 

③そして全部門の比較をしたい場合は「CSV形式のエクスポートのみ」でしか対応していません。もちろん一つずつ部門を選択すればweb画面上でも確認はできますが、ユーザーの利便性をどのように考えているのでしょう??

  

それで、とても残念なのが部門別損益の前期比較ができません

 

試算表の表示方法として、比較する場合は「前年比較」か「3期間比較」か「部門比較」を選択することになります。

 

「前年比較」と「部門比較」は同列の選択肢であって、「部門別損益の前期比較」は表示できないのです。

  

投資用不動産の物件別損益管理をしていると、当然のこと前年比較をしてみたくなるときがあります。うーん、残念!

開発する機能の優先順位が当然あるでしょうが、このあたりは非常にベーシックな機能だけに早く対応をして欲しいところです。

 

読書の秋🍂

2019年11月20日

田中靖浩著「会計の世界史」という本をご存知でしょうか?
題名のとおり、会計の歴史の本です。
簿記は15世紀後半のイタリアが発祥の地であり、家族の相続や商売の約束などを当時貴重だった紙に文書で記録して残す、現在の会計士と弁護士を足して2で割ったような交渉人という職業があったそうです。
為替手形取引は、イタリア商人の東方貿易の為に銀行の先祖であるバンコが考え出し、手数料を稼いだのが始まりとのこと。 バランスシートや与信管理、持株会社、配当の仕組みもこの時期に誕生していたと知って驚きました。


株式会社のルーツはオランダだそうです。

イギリスの蒸気機関車の登場により、固定資産や減価償却という考えかたが始まりまり、 大量生産で安く広く売るアメリカのコカ・コーラの製造現場で、原価計算と管理会計の発達へとつながっていくことに。。


現在の簿記へどのように成り立っていくのか、時代毎に必要に迫られて、新しい仕組みが誕生していく様子が分かると簿記の仕組の理解が深まり、会計に携わっている人・興味を持つ人にとって、とても面白く読める本だと思います。
ちなみに日本には明治時代の初期に西洋式の複式簿記が導入されたそうです。

      

実は私、本は購入でなく図書館を利用しています。
2018年9月に出版されたこの本、当時は図書館の貸し出しの予約で随分と待ちましたが、図書館派の皆さん!今では即借りれますよ笑。
読書の秋。この秋読んでみる本の一冊に如何でしょうか。

      

🍂   🍂   🍂   🍂   🍂   🍂   🍂   🍂   🍂    

会計freee 個人向けプレミアムプランがすごい件

2019年11月11日

こんにちは。

天神橋税理士法人 本町オフィスです。

 

クラウド会計ソフト、どのプランがいいんだろうとお悩みの方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、会計freeeの有料プランの中で、個人向けプレミアムプランについているユニークなサービスのご紹介です。

 

会計freeeの個人向け有料プランにはスターター、スタンダード、プレミアム、と3種類あります。

月次推移を利用できるのがスタンダードプランかプレミアムプランとなっているので、

会計を経営に生かそうとお考えならスタンダード以上のプランになさった方が良いかと思います。

会計freeeのHPから、有料プランの図表を拝借いたします↓↓↓

税務調査サポート補償…?

思わず2度見する文言が目に入ってきたではありませんか。

どんな内容か、とても気になります!

 

会計freeeの税務調査サポート補償のリンクを貼付いたします。

2019年2月4日より 開始したサービスのようです。

https://go.freee.co.jp/freee-tax-inspection.html

 

詳しくは上記リンクの内容をご覧いただくとして、簡単にまとめますと

会計freeeプレミアムプラン(個人事業主向け)をご契約の方は

 補償対象期間中に、

 税務調査への対応のために、

 税理士へ立会いを依頼する際に発生する費用に対して

補償してもらえるとのことです!  ※ 税金の支払い自体は対象外です

 

税務調査で、専門用語や税務に関してのやりとりでパニックになってしまい いざという時に損をしてしまわないように、税理士に立会いを頼みたい方は多いかと思います。その立会い費用を補償してもらえると有難いですね。

 

プレミアムプランは最も料金が高く、年額払いのみで39,800円(税抜)となかなかプレミアムな料金設定となっていますが、こんなユニークなサービスもついているんですね!

プレミアムプランでは部門別の損益管理ができることも特徴となっておりますので、ある程度規模の大きな事業をされている方なら一考の価値ありではないでしょうか。

フリーランスや個人事業主の確定申告について

2019年11月1日

フリーランスとして、独立開業はしてみたものの、個人事業主として「確定申告」をしなければならないのが不安だと思います。確定申告をする場合においても、相談する相手もいないし、何をどうすれば良いのか分からないと思います。

◆フリーランスや個人事業主が税理士に依頼する5つのメリットとは?

  • 1、本業に専念できる
  • 2、お金の管理が楽になる
  • 3、確定申告で焦る必要がない
  • 4、節税や税務相談等のアドバイスが得られる
  • 5、経理の従業員を使うより安く済む

◆確定申告時の節税について

 確定申告を青色申告で行うと、まず、青色申告特別控除(65万円又は10万円)が利用できます。10万円の特別控除は、複式簿記に基づかない青色申告をした場合に適用を受けることができる控除のこと。こちらは、顧問税理士を頼まなくても、普通の白色申告書を作成できる方であれば、ご自身で青色申告書を作成して、その控除の適用を受けることができます。よって、税理士を依頼する場合には、65万円の方の特別控除が利用できるような複式簿記に基づく青色申告書を作成して税務署に提出することになります。

 ここで、事業所得が5%の税率の区分に属する場合には、65万円の特別控除を利用することで節税できる税額は65万円×5%=32,500円、同じく10%の税率の区分に属する場合には65,000円、同じく20%の税率区分に属する場合には130,000円、23%の税率区分に属する場合には149,500円となります。

 仮に、顧問税理士の報酬を5,000円/月とした場合、1年間の顧問報酬の金額は60,000円です。この場合、税理士に依頼して青色申告を行い、65万円の特別控除の適用を受けたフリーランスの方の所得水準が10%の場合、収支はほぼ5,000円の利益、20%の場合には、70,000円の利益、23%の場合は89,500円の利益となります。
 よって、事業規模が増大して、所得区分が税率10%以上になってくると、顧問税理士を付けて申告を青色申告で行うメリットが増大してきます

しかしながら税理士に依頼すると顧問料が高いのでは?と不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、基本的に個人の費用は法人よりかなりお安くなります。当事務所は独立したフリーランスや個人事業主を応援したいと思い割安な料金設定を考案しております。

 その1つとしてフリーランスや個人事業主が手軽に使えるクラウド会計のご紹介をしたいと思います。クラウド会計とは、インターネットを使用できる環境があれば、いつでも、どこでも会計理を行うことができる、会計システムですので手軽に始めることが可能です。クラウド会計ソフトを導入することで、業務効率は格段に上がります。また、会計データがクラウド上で連携できるので、正確でタイムリーな情報分析ができるようになります。

サービス別比較例

クラウド会計

  • 1、クラウド会計ソフト「freee (フリー)」

 自動仕訳による帳簿作成が可能となっており、銀行口座やネットバンクやクレジットカードを連携すると、日付や金額、取引先などの利用明細を自動で取得し、データから勘定科目などを推測します。またExcelやレシート、領収書からもデータを読み取り、自動仕訳させることも可能です。

freeeは会計知識がわからなくても使いやすいように作られた会計ソフトなので、会計知識に自信がない方にはfreeeがおすすめです。

  • 2、MoneyForward(マネーフォワード)クラウド会計

各種カードや請求書発行まで一元管理でできるクラウド会計ソフトです。明細データの自動取得、仕訳の自動入力で、これまで時間がかかっていた会計業務が楽になります。

価格も、フリープランは年間50仕訳まで無料で利用できます。仕訳数が無制限でサポートも付くベーシックプランでも、月800円となっております。

マネーフォワードは複式簿記も自然に覚えたいという人や、少しでも会計をわかっている方や、青色申告を知っている方等、会計知識を利用するならマネーフォワードがおすすめです。

 freee、マネーフォワードクラウドなどの会計ソフトを使っても結局は自分で仕訳の入力や連携データが正しく入っているかを確認していく必要があります。また、きちんと仕訳日記帳や総勘定元帳をチェックし、自分で、青色申告や白色申告といった形で確定申告を行う必要があります。当事務所はfreee、マネーフォワードクラウドのデータを共有しているので、毎月定期的に確認することが可能です。

 したがって、初めてフリーランスや個人事業主になる方は、freee、マネーフォワードクラウドなどの会計ソフトを使って、税理士を利用することをおすすめします。税申告での帳簿ミスに対しては追徴課税が発生したり、申告の期日が1日でも過ぎると無申告加算税が課されるので注意が必要です。今テレビ等で話題になっているある芸人の税務申告漏れ問題などがないように経験豊富な税理士による無駄のない納税でリスクヘッジされることをおすすめします。

メリットは分かったけれど、税理士への依頼料が不安と言う人もいらっしゃるかと思います。初回相談は無料となっておりますので、お試し相談をしてみることが可能です。

初回の相談は無料です。

税理士の料金の見積りに関しては、無料で査定させていただきます。

まずはお問い合わせを!コチラからどうぞ