テレワークとクラウド会計

2020年4月26日

コロナウィルスで世の中大変な状況です・・。全業種に影響が及ぶのは確実で、中には逆に潤う業種もありますが、多くは売上の減少に転じるでしょう。クライアント様には助成金や特別貸付の情報提供などできる限りの対応を続けたいと思っています。1日も早くコロナウィルスの感染拡大が終息することを願うばかりです。

 

 

当法人本町オフィスではテレワークに切り替えて業務を続けています。また打ち合わせについてはZOOMやベルフェイス、skypeなどのweb会議システムを利用して対応を続けています。

 

今までもweb会議システムを利用していましたが、改めて便利なシステムと感じています。フェイストゥーフェイスの打ち合わせより情報が劣るものの、メールや電話よりかはずっと実のある打ち合わせができます。

   

そして何より移動時間が必要無いのがいいですね。これは百聞は一見に如かずで、体感すれば皆さん感じることと思います。

 

同じようにクラウド会計。テレワークにはぴったりのシステムです。

 

当法人では会計freee、マネーフォワードクラウド、弥生会計がメインのソフトですが、弥生会計はリモートシステムを通じて事務所のパソコンを操作しています。通帳コピーはpdfやドキュワークスなど電子化した資料を別画面で開きながらの作業です。

  

クラウド会計の場合は、自宅に持ち帰ったノートPCで事務所のPCを介さず操作をしています。場合によってはタブレットからアクセスしてちょっとした確認や処理を行っています。

 

通帳コピーやクレジット明細などは自動で取り込みをしているので、それらを入力する手間がかかりません。

  

しかも、複数の人間が常に最新の情報を確認出来ます。

 

これも体感しないとホントの便利さは分からないかもしれません。クラウド会計導入を考えつつも先送りしていた会社さんは、これを機に一歩踏み出してもらったらと思います。

 

 

しかしコロナを機に働き方がかわるでしょうね。

  

コロナのために強制的に自宅で仕事をせざるを得なくなりました。情報セキュリティの問題や勤務管理、成果評価など手当てしなければならない課題はいくつもでてくるでしょうが、何より大きな考え方の変化、つまり「仕事は会社に行ってするもの」から「自分の時間と空間でするもの」という変化が起こったこと、これが大きな意味を持ちます。

 

全ての業務でそれが可能とは思いませんが、少なくともそういった働き方の選択肢があることを社会全体で共有できたことが大きいと思います。先駆け的にテレワークをしていると、取引先からは訝しく思われたりすることもあったと思います。

   

そういえばつい先日とある営業マンとweb会議で商談を進めました。営業マンは自宅からでしたが、そんなもんだと理解しているので、違和感はありませんでした。気付けばfreeeの担当者とは一度も会ったことはありませんが、十分サポートは受けてきたなとも思います。

 

これが進めば都市部一極集中は緩んできて地価やオフィス賃料などにも影響がでてくるのではないでしょうか。

 

コロナは大きな大きな影響を社会に与えると思います。