2019年10月の投稿

クラウド会計 料金比較

2019年10月27日

 

これからクラウド会計を利用しようとする場合、「マネーフォワードクラウド」にするか「会計freee」にするかで迷うことが多いと思います。機能的な違いは勿論ですが、利用料金がどうなるかも気になりますね。

 

先日とある会社で行った会計freeeとマネーフォワードクラウドの料金比較を載せておきます。

その会社は役員、従業員含め12名です。記帳業務、給与計算業務は天神橋税理士法人本町オフィスで代行していて、利用ソフトは弥生会計と弥生給与です。

  

使いたい機能は、次の4点です。

 

・請求書と会計ソフトの連動

・給与計算と会計ソフトの連動

・預金口座とクレジット口座の自動取り込み

・部門別計算

  

 

まずfreeeで検討してみましょう

 

法人向けプランとして

【ミニマム】  【ベーシック】  【プロフェッショナル】

がありますが、プロフェッショナルはハイスペックで年間利用料も50万円を超えます。中小企業で【プロフェッショナル】を利用する必要はありませんので、【ミニマム】と【ベーシック】での検討です。

 

請求書の発行は【ミニマム】でも【ベーシック】でもできますが、差は「定期発行と一括請求機能」が使えるかどうか。定期発行は毎月とか3ヶ月に一度とか、1年に一度など決まったサイクルで発行するのであればとても便利です(^_^)

使いたい機能ですが、絶対になくてはならないものでもありません。

 

請求書と会計ソフトの連動、給与計算と会計ソフトの連動についてはどちらのプランでも同じですね。これがないとクラウド会計のメリットはありません(>_<)

入力のしやすさ、反応速度はクラウド型よりインストール型の方が速いですから、それを上回るメリット、自動連携や仕訳推測機能がないと使う意味がないですね(^_^)

 

次に部門別計算です。部門については【ミニマム】では設定ができません(T-T)

この時点で【ミニマム】の選択肢はなくなりました。

 

【ベーシック】プランは、月額4,780円(税抜)の年間57,360円(税抜)、年払いを選択すれば年間47,760円(税抜)で約16%お得!です。

 

給与計算については、人事労務freeeです。こちらは【ミニマム】 【ベーシック】 【プロフェッショナル】 【エンタープライズ】とありますが、【ミニマム】か【ベーシック】で十分です。

 

各機能は こちら から確認してみてください。

 

タイムカード機能を利用しなければ【ミニマム】でOKです。料金差もありますし(^_^;

12名で会計人事freeeの【ミニマム】を利用すれば、月額1,980円+9名×300円=4,680円(税抜)です。年間では56,160円(税抜)です。「9名」というのは、3名までは基本料金に含まれていて、4名からは一人あたりの料金がかかるのでこんな計算になります。

 

ちなみに、会計人事freeeの【ベーシック】を利用すれば月額3,980円+9名×500円=8,480円(税抜)です。年間では101,760円(税抜)です。【ミニマム】の倍ぐらいになりますね。

 

会計freee【ベーシック】+人事労務freee【ミニマム】を12名の会社で利用すると 、、、、年間で47,760円+56,160円=151,680円(税抜)となります。

  

  

マネーフォワードを利用すればどうでしょう

 

マネーフォワードは「クラウド会計」「クラウド請求書」「クラウド経費」「クラウド給与」「クラウドマイナンバー」の5つがパッケージになっています。

プランは【スモールビジネス】と【ビジネス】の二つがあります。【スモールビジネス】では部門登録が2つまでですので、【ビジネス】を選択することになります。

  

【ビジネス】の基本料金は月額5,980円(税抜)で年間では71,760円(税抜)です。年払いにすると59,760円(税抜)とこちらもfreeeと同じ約16%お得です。

 

「クラウド給与」は5名までが基本料金に含まれていますので、6名からはひとり300円がかかります。「クラウド経費」と「クラウドマイナンバー」は多分利用しないので割愛ですが、こちらも6名から経費はひとりあたり500円が、マイナンバーはひとりあたり100円がかかります。

 

マネーフォワードクラウドを12名で利用すると、年間で59,760円+7名×300円×12ヶ月=84,960円(税抜)です。

 

 

結果、、、

 

この会社の場合はマネーフォワードのほうが安く導入できるということになりました。利用条件(従業員数や給与事務のアウトソース)などによって、結果は異なりますのでよくご検討ください。

   

クロスワード(1)解答編

2019年10月16日

こんにちは!

天神橋税理士法人 本町オフィスです。

  

ラグビーワールドカップ2019、日本代表がまたやってくれましたね!!!

強豪チームにも勝利し、予選リーグ全勝での決勝進出とは、素晴らしいの一言に尽きますね。

倒されても倒されても起き上がっていく、倒されながらも味方にボールをつなぐ…そんな姿に本当に感動しました。

試合後はノーサイドでお互いを讃えあう姿も本当に素敵です。

次回、10/20の準々決勝も、きっと素晴らしい試合を見せてくれるでしょうね。今から楽しみです。

 

 

さて、前回のクロスワード解答です。 

※まだ解いていらっしゃらない方のために逆さまに貼付しています

赤い太枠を並べ替えてできる言葉は

 ゼイキン(税金)

でした!(うっかり見えない色にしています。見えにくい場合、範囲選択して反転させてください)

  

お楽しみいただけたでしょうか?

今後ともよろしくお願い致します♪ 

  

クロスワード (1)

2019年10月11日

こんにちは!

天神橋税理士法人 本町オフィスです。

 

ラグビーワールドカップ日本代表の快進撃や、 吉野彰 さんのノーベル化学賞受賞など、うれしい話題が多いですね!

 

最近朝晩涼しくなってきましたね。

秋の夜長に、クロスワードパズルはいかがでしょうか?

 

 赤い太枠を並べ替えてできる言葉はなんでしょうか?

解答は次回です!

クラウド会計を用いるということ

2019年10月3日

先日、事務所内のレイアウト変更を行いました。
それに伴い書類その他の整理整頓が行なわれたのですが、そこで他事務所から引き継いだクライアントのB5サイズの帳簿を発見!
昔はB5サイズで行われていたとのこと。
手書きで丁寧に記入されている薄紙の帳面を見ていると、思わず破棄することが 勿体なくなってしまったのですが、内容が必要なものはスキャンしデータ保存にしてシュレッダー処理をしました。

会計業務は、現在への進化の過程が3段階と考えられてます。
1段階目は、振替伝票に記入・転記・集計を手書きと電卓で行い、同じく試算表や決算書を手書きと電卓で作成した時代。まさに今回発見した帳面時代ですね。
2段階目は、会計ソフトに今まで手書きをしていた伝票内容を入力し、あとはソフトが自動で転記・集計をして、自動計算で試算表・決算書を作成した時代。かなり楽になりました。
そして現在の3段階目は、クラウド会計とスキャナーによる書類のデータ保存の時代。クラウド会計は会計データを社内のサーバーに置かず、クラウド上に置く会計システムです。
ネットバンキング・クレジット等の入出金が即日会計と連動し自動仕訳する事が出来ます。


クラウド会計を用いるということは、手入力によるミスを防ぎ、経理業務、さらには給与事務や労務管理においても作業時間を大幅に削減し、タイムリーに経営数値を確認することです。それは本来やるべき、そしてやりたい業務に時間を費やすことができること、まさにgood job cloudが目指している会計です!

今の会計業務にお悩みがある方、2段階目から3段階目にすることにより解決することがあるかもしれません。ぜひ一度ご相談ください。